視覚障害の有る犬,猫,動物との共生【ビジョンロス(失明)動物協会】

ビジョンロス動物とは?

「ビジョンロス」の語源

「ビジョンロス」は失明、盲目を意味します。しかし、敢えて、カタカナの「ビジョンロス」を使うには、その必要性があります。それは、「ペットロス」に由来しています。「ペットロス」は、飼っていた動物を失った時に生じた、飼い主の感情的で、肉体的な苦痛を表現した用語です。「ビジョンロス」は、「ビジョン」+「ロス」の造語として、飼っていた動物の視覚を失った時に生じた、飼い主の感情的で、肉体的な苦痛を表現した用語として用いたいからです。

失明した動物、あるいは失明する疑いのある動物、あるいは視覚障害のある動物を、単に獣医学的に(医学的に)対応するだけでは、病んだ動物を対応するだけにすぎません。これが本協会の設立の発端です。飼主さんへの対応がほとんど置き去りされているのが実状です。このような動物を飼っている飼主さんは、治るか治らないかだけが関心事ではなく、視覚障害も持つ動物を受け入れて生活しなければならない戸惑い(苦痛)がかなり大きく存在していると、本協会発起人は考え、この問題に取り組むことにしたのです。

従いまして、「ロス」という言葉には、このような印象を暗黙知に、飼い主の感情的で肉体的な苦痛を思わせる用語として示したい意図が本協会名称にあります。

このような「ビジョンロス動物」は、動物から抱く人間自身の感情を浮き彫りにさせ、動物との共同生活によって、私たち人間に何が与られているかをも明確にさせるものと思います。また同時に、飼っている動物が視覚を失うこととは、どのような影響を動物に及ぼし、私たちの感情にどのように作用することかも知ることができると、私たち人間に教えてくれます。視覚という「感覚」が示す本質を、動物を通して理解できるのではないかと、私達協会は考えています。

視覚障害犬(失明犬)がドックフードを食べるまでの行動

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視覚障害をもつ「アイちゃん」

「アイちゃん」ものがたり